総量規制を学んでカードローンを完全理解、銀行と貸金業者は違う!
法律を学んでカードローンを正しく理解することが大切
ローンをするにも知識がなければただただ無謀だとしか言いようがありません。特に小規模の額をまめに借り入れ出来るカードローンなどは、法律やカードローンの仕組みを知らなければ危険です。気がつけば借金地獄なんてことはままある話なのです。ですからあなたはまず、カードローンを利用する事を考えた時、金融関係の知識を付ける必要があると言えるでしょう。
銀行と貸金業者は全く別物です
そもそもあなたは銀行と貸金業者が違うということを理解しているでしょうか?どちらもお金を貸してはくれますが、貸金業者は貸金業法の中であなたにお金を貸しているわけであり、総量規制という法律の枠内でしかお金が貸せないように出来ているものです。けれど銀行は総量規制の中でお金を貸しつけなくとも良いわけです。――このように根本からして違うのです。
(⇒専業主婦がカードローンを利用するには総量規制の壁がある)
(⇒操業規制対象外に主婦は含まれているものである?どういう意味か?)
では総量規制とは何かというと、貸金業法の中でもごく最近施行されるようになったばかりの法律であり、この法律によりあなたがお金を借りようと考えても、規制された枠内からでしかお金を貸し借り出来なくするものです。もちろんその枠に銀行は入っていないのは言わずもがなではありますが。
ではその枠はどういったものかというと、クレジットカードでも似たようなものがあるかと思いますが、あなたの所有しているクレジットカードが例として30万までが限度額だったとします。この枠内までは自由に一括払いだろうがリボ払いだろうが使えるものですよね?そうした限度額はカードローンでも他のキャッシングでも、クレジットカード同様に一定のルールに基づいて決められているものです。
けれどこの枠である限度額は、今までは貸金業者からこれくらいなら貸せるものと決められていた額で限度額を設定されていたものの、総量規制施行以降では、法律の中で年収の3分の1までと定められてしまったのです。つまり今までは自由にある程度融通をきかせてお金を貸して貰っていた人も、今ではそれは出来ませんということですね。
総量規制対象外の銀行
けれどこの枠の中に銀行は入っておりません。貸金業法はあくまでも貸金業者にのみ適用される法律であり、銀行は貸金業ではないという考えであるため、銀行のカードローンは総量規制の対象外なのです。
総量規制はもともと、収入のない人物がローンに頼る危険性を減らす目的で作られた法律ですが、完全に収入がないわけではなく、パートでもアルバイトでも出来ているならば借り入れは可能となっています。そのため借金地獄にはまらないようにという努力と気構えは自分自身で行わなければなりません。法律が助けてくれるのは、その入口までです。入口をくぐってしまえばあとは自分で管理するしかないのです。